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■よりみち〜編集後記

 

更新日2011/06/02


この国の政治家は一体どうなってしまったのだろう。東日本大震災、そして福島原発の放射能汚染問題と、近代日本における最大の国難に遭遇しているこの時期に、国民を代表して議員に選ばれた政治家たちは、10万人を超える避難民を前にして、内閣の総辞職だとか国会解散だとか、まるで漫画を観ているようなことを平然と行っていて、リーダシップを発揮できない管総理が辞職するしか選択肢がないとダダをこねている。この非常事態にのんびりと東京で国会開催しているからこんな能天気なことを言っているのではないだろうか。思い切って、臨時国会を宮城もしくは福島の瓦礫に埋もれた場所に仮設のプレハブ国会を建てて、国会議員は全員が被災者と一緒に学校の体育館で寝泊りしながら復興に向けた法律を集中的に審議して特別立法をどんどん成立させ、復興計画が軌道に乗るまで国会議員さんは自宅に戻れないことにすれば、日本は劇的に復興することは間違いない。
福島原発問題も、原子力安全保安院だかなんだかいっぱいある原子力関連の財団やら委員会やら、本当はこのような非常事態のために予算を割き、人材を集めていたはずではなかったのだろうか。調べてみたら、原子力安全保安院には800名以上の職員がいるのだ。そして、年間360億円以上つぎ込んでいるわけで、それだけの人材がいるはずなのに、汚染水の処理一つも解決できないというのは悲しすぎないか。実際に原発の中で作業をしている東京電力の下請けのさらに孫請けの協力会社の従業員と寝起きを共にして、一緒に汗を流して、現場を指揮したり調査している職員がいないのはおかしいのではないか。800人は今現在なにをしているのだろう。政治家も同様、肩書きばかりで、実践では全く役に立たない人たちなのだろう。だから、せめて、お願いだから、復興に取り組んで必死にがんばっている人たちの邪魔だけはしないで欲しい。勝手に政治家同士で殴り合いでも、罵り合いでも、何でもやってかまわないが、被災者や避難民の見えないところでやって欲しいものだ。(

 

 

 


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