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■よりみち~編集後記

 

更新日2017/09/28


政治の世界は一寸先は闇のようだ。まさかこんなドンデン返しが待ち受けているとは、誰が想像できただろう。安部ポチさん、民進党の党首選がらみの山尾女史スキャンダルで、たぶんこの機会を逃してなるものかと、まさかの臨時国会召集日の冒頭解散という大勝負に出たが、誰の目にも全くの大義なき解散は明らかで、「国難突破解散」などとコジツケてはいるが、「モリカケ疑惑」追及を封じ込め、任期中に安部ポチさん悲願の憲法改正を一気にゴリ押ししようと目論んでいることは間違いない。そこに安部ポチさんのさらに上をいく、緑のタヌキ、カメレオン小池さんが虎視眈々と狙っていたのだ。都知事選の大勝利、そして都議選での小池新党である都民ファーストの会の大躍進で、自民党政権の終わりを確信したのだろう、すでに2月の時点で「希望の党」の商標登録を自ら申請し、国政選挙のための新党旗揚げのPRビデオまで準備していたわけで、安部ポチさんのやろうとしていたことはお見通しだったのだ。そして、民進党の保守派と連携する新党構想を水面下でまとめ上げ、細野元幹事長を引っ張り出し、小沢氏とも裏で繋がり、自民党に対抗する第二勢力となる新保守政党を画策していたのだろう。民進党の新党首の前原氏は希望の党への鞍替えのために解党を決断しており、このままいけば、民進党は消え、野党の大再編が実現しそうな勢いで、自民党と公明党の連立も解消される可能性も見えてきている。安部ポチさんの姑息な策略により、自民党が大分裂することまで考えられる事態になりそうだ。

選挙後の希望の党の大混乱は見えているようにも思えるが、大暴走を続けていた安部政権が間違いなく終焉を迎えることは明らかで、喜ばしい限りだ。緑のタヌキ、カメレオン小池さんが、都知事を捨てて、一気に悲願の総理大臣に名乗りを上げることもシナリオに入っているかどうかが注目されるが、ここまで用意周到に準備されていることを考えると、あっけなく今回の衆院選に出馬することもあり得る話だろう。とにかく、元ニュースキャスターという職業柄、イメージ戦略に長け、有権者にどう見られているか、超右派の思想を隠すために、何を言ってはいけないかを十分に計算し尽くしているヒトだけに、トントン拍子で自民党を逆転して総理の座まで乗っ取る可能性も十分考えられそうだ。気がかりなのは、民進党のリベラル派の立ち位置である。自民党に対抗する新保守が台頭することで、革新的な野党の意見が封じ込められる危険性をはらんでおり、自民党が希望の党と大連立でもしたら、安部政権どころではないやりたい放題の国政になってしまうわけで、今度はそこがとても心配になってくるはずである。まあ、とにかく安部政権の崩壊をじっくり見守り、モリカケ問題を徹底的に糾弾して、二度と立ち上がれない姿を見届けたいものである。(越)

 

 

 


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