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【のらり】更新ニュース …………………… 2022.09.15
  ~各界異彩のコラム満載~ http://www.norari.net/
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■新・汽車旅日記
  ~平成ニッポン、いい日々旅立ち  ※今週から連載再開しました
  第734回「貨物線にのりたくて - 秋田港クルーズ列車 秋田駅~秋田港駅1-」 
2018年7月28日。東京駅八重洲口から"ドリーム秋田・横浜1号"に乗った。
秋田駅着は翌朝06時30分頃だ。約9時間の乗車は、眠りが浅くとも睡眠に充分。
寝台特急"あけぼの"があれば良かったのに、と思う。値段が高くたって寝台車
がいい。値段の比較をすれば、東京~秋田往復航空券とビジネスホテル1泊付
きのパックのほうが安いけれども。寝台車のほうが良かった。背筋を伸ばせる
し狭くても個室だ。無い物ねだりをしても仕方ないけれど。バスを降りて背筋
を伸ばし、同行者にメールを送る。「すでに先頭車最前列に並んでいます」と
返信があった。ならば急ごう。今回のターゲットは"秋田港線"だ。奥羽本線の
貨物列車用支線である。日本の鉄道路線の全線踏破を目ざして旅をしているけ
れども、乗りたくても乗れない鉄道がある。工場などの専用鉄道や貨物線だ。
だから「全線」といっても対象は「旅客列車が定期運行している路線」になる。
貨物線は対象外。記録にも残さない。
  杉山 淳一      2022/09/15掲載

■店主の分け前
  ~バーマンの心にうつりゆくよしなしごと 
  第443回「流行り歌に寄せて No.243 「今日でお別れ」~昭和42年(1967年)
リリース」
今回のコラム、実は『愛のフィナーレ』について書くつもりで書き始めたのだ
が、「はて、何か忘れてはいませんか」と考えた末、「あれ、菅原さんの代表
曲『今日でお別れ』についてまだ書いてなかったことに気づき、急遽、書き直
している。このコラムは原則、その曲のリリースされた順に書いてはいるが、
時々微妙に前後することもある。それはご容赦いただいていると勝手に考えて
いるが、今回のように大幅に時間がずれてしまったことも、どうか大目にみて
いただきたいと思います。この『今日でお別れ』は、2回リリースされている。
最初は昭和42年(1967年)で(今回、月日までは調べきれなかった)、編曲は
早川博二が手掛けている。ところが、その前々年の昭和40年に発売していた
『知りたくないの』が息の長いヒットを続けていたため、あまり注目されなかっ
たという経緯もあり、ほとんどセールスがなかった。ところが、昭和44年のク
リスマスの日に…
  金井 和宏      2022/09/15掲載

■音楽知らずのバッハ詣で
  第43回「無料のコンサートとみんなで唄おう」
バッハ音楽祭の期間中、ライプツィヒの町は音楽で溢れる。ストリート・ミュー
ジシャンだけでなくエンターテイナーと言うのだろうか、ハプニングショーを
見せてくれる。これも時代が反映し、ここに通い始めた当初は、本物かどうか
判断のしようもないが、旧ソビエトの軍服を着て、アコーディオン、バラライ
カの伴奏で赤軍合唱団風なのが大変な声量で歌っていたり、大きなグランドピ
アノを一体どうやって運んできたのか、巧みにバッハを弾いていたりする。純
然たる日本的容貌の持ち主である私を目にし、“さくら さくら“や“すき焼
きソング”(上を向いて歩こうの海外用のタイトル)を弾き、喜捨を媚びるの
はツヤ消しだが…。ジプシーが悲哀の篭った唄を通りに響かせていたものだ。
もちろん、バイオリン独奏、弦楽四重奏、管楽アンサンブルなど、本格的なも
のまで登場していた。最近、日本人も進出してきて、簡単な着物モドキを着て、
お琴、三味線を披露する勇敢なナデシコも現れるようになった。彼らの前に置
いてある、箱や楽器のケースを覗くと…
  佐野 草介      2022/09/15掲載

■亜米利加よもやま通信
  ~コロラドロッキーの山裾の町から  
  第772回「宗教と政治、そして信仰について」
私はモルモン教の一派、親たちは自分たちが本家だと主張していますが、ジョ
セフ・スミスを教祖としている宗派で育ちました。子供の頃から毎週日曜日に
教会に行く、行かされる? 熱心なチャーチゴーアーでした。それどころでなく、
サンデースクール、それからサービス、そして夕方には別に説教があり、水曜
日の夕方にもインフォーマルな形式、服装でのお祈りの集いがあり、土曜日に
は教会がオーガナイズした青年(幼年、少年も含む)グループ活動、合唱の練
習やらクラフトを習ったりしました。今数えてみると、週に6時間から7時間
は教会関係のことで過ごしていたことになります。それだけでなく、夏休みの
期間中、チャーチキャンプがあり、なんやかの集まり、行事があり、生活の中
心は教会でした。私の親族、従姉妹、従兄弟たちも、皆同じ環境で育っていま
す。時代の拘束力とでも呼べば良いのかしら、私の家は代々その宗派を引き継
いできています。それを洗脳と呼ぶか、敬虔な宗教的環境と呼ぶかは微妙なと
ころです。幼い時からの刷り込みが、信仰を持つためにとても大きな役割を果
たしていることを認めないわけにはいきません。
  Grace Joy(グレース・ジョイ)  2022/09/01掲載

■ジャック・カロを知っていますか?
~バロックの時代に銅版画のあらゆる可能性を展開した天才版画家とその作品
を巡る随想  
  第30回「聖アントニウスの誘惑」【最終回】 
  谷口 江里也      2022/09/08掲載

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