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■2016年がもう少しで終る。色んなことが起こった１年だったが、暗いニュースがやたらと多く、全体としては殺伐としたイメージの2016年だった。独断的に１年をちょっと振り返ってみたら・・・
・マイナス金利政策を導入
・ＴＰＰ協定文署名
・北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射
・保育園落ちた日本死ね！
・東日本大震災から5年が経過
・ベルギーのブリュッセル空港と地下鉄で爆発テロ 死者30名以上
・電力の完全自由化開始
・熊本地震
・オバマ大統領広島訪問
・伊勢志摩サミット開催
・パナマ文書公開
・英国民投票 EU離脱派が勝利
・舛添都知事 政治資金の私的流用疑惑で辞任
・消費税増税延期
・18歳選挙権が施行
・バングラデシュで日本人テロ事件発生
・第24回参議院議員選挙 連立与党で計70議席
・天皇陛下が“生前退位”を示す
・フランスのニースで大型トラックによるテロ発生
・米国 白人警官による黒人射殺相次ぐ
・トルコクーデター
・相模原市の障害者施設で殺傷事件 死者19名
・東京都知事選挙 小池百合子氏当選
・リオデジャネイロ・オリンピック開催
・天皇陛下が“お気持ち”表明
・イタリア中部で大地震発生
・豊洲への築地市場移転延期決定
・北朝鮮が５度目の核実験実施
・豊洲市場の“盛り土”問題発覚
・阿蘇山が爆発的噴火
・電通 過労死問題
・ノーベル文学賞にボブ・ディラン氏
・朴大統領の退陣を求める大規模デモ
・米の大統領選挙 ドナルド・トランプ氏勝利
・福岡県で大規模陥没事故発生
・韓国で史上最大のデモ
・自衛隊「駆けつけ警護」閣議決定
・ブラジルのサッカーチームチャーター機墜落 71人死亡
・朴大統領の弾劾案可決
・オスプレイの墜落事故
・ベルリンのマーケットで大型トラックテロ 死者12人・・・
国際的にはやはりIS、シリア、イラク、トルコの泥沼戦闘による難民、移民問題がEUを揺るがし、英国のEU離脱決定、ロシアのシリア・アサド政権支援とIS掃討作戦によるカオス化した中東政治情勢により、米国の無力化が進み、ロシアが台頭してきた１年だったようだ。難民、移民問題で欧米が揺さぶられ保護主義、自国優先の排他主義が強まりネオナチや極右的政党が各国で政治力を持ち始めた１年でもあった。そのシンボル的な存在となったのが、次期米国大統領に決まったドナルド・トランプえあり、2017年はこのトランプの登場で世界がどう変わっていくのか不安と恐怖、新しい時代への期待が入り混じった大変な年になりそうだ。予感として、2017年を境に様々なことが分断され再編され、国としても個としても、今までの古い考え方を一新しなければならない時代に突入していきそうな気配を感じる。時代が変わる気分とはこんなものなんだろうか？（越）
 
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