■よりみち~編集後記

 


■更新予定日:毎週木曜日

更新日2003/02/06

相変わらずの歯医者通いが続いています。歯磨きの際、いわゆる"歯周ポケット"にブラシが当たってないと指摘されたわたくし。「夜だけでいいですから、丁寧に歯を磨いてください」と美人の歯医者さんが言うので、言われたままにやってみたところ、寝る前に10分も歯を磨きつづけることに。本日の治療時に、「以前に比べてだいぶブラシが当たってますね」なんていわれて、わーい。ほめられた! と思ったのもつかの間。「でも、もう少しがんばれるといいですね。汚れが残ってます。夜だけでいいんで、ちょっと長めに時間を取って、1本1本磨くつもりでやってください。20分でも30分でもいいんで、じゃんじゃん磨いてくださいね」。…あのー、センセ。今、"20分"とか"30分"とかおっしゃいましたか? じゅ、10分でもかなり長いと思うんですけどダメですか。歯が28本あるとして、1本に1分以上かけろと。おばーちゃんになってしまったときを考えて、自分のためにがんばってみるかー。『8020運動』じゃ。(北村


最近、ロシアや中国といった国のカメラがひそかに人気を集めている。特にロモは数年前からセレクトショップや書店でも売られているので 若い女性ユーザーが多いようだ。共産圏出身カメラの魅力は、「ポンコツのくせにどっこい表現力のある写真が撮れる」ところと、値段がお手頃なところ。日本製のオートフォーカスカメラを個性のない優等生とすると、共産圏カメラは、欠点はあるけど個性と人間味あふれる劣等生みたいなものかもしれない。そんな共産圏カメラ好きが一部集まって作ったのが「林家ソ使会」。ちなみに「はやしやそしかい」と読む。日本で一番有名なアマチュアカメラマニア、林家ぺー、パー子夫妻にソビエトカメラを贈って使ってもらおうという趣旨の会だ。なんせ林家夫妻は年間36枚撮りのフィルムを650本! も消費するという筋金入りの写真好き。もし、夫妻にカメラをプレゼントできたら、その時は会員全員で集合写真を始め記念スナップ大会と構想は広がるばかり。(志岐