■よりみち~編集後記

 

■更新予定日:毎週木曜日

 

更新日2002/09/26

先日テレビ番組のオーディションに行ってきた。色々なビジネスプランを提示し、出資してもらうという某人気番組。ではなく、そのパロディーの番組。インターネットで私のホームページを見てということで、製作会社が連絡してきたのだが、よくよく聞いてみると、誰でもいいので、とりあえずオーディションを受けて欲しいという内容。まあ、せっかくの機会だからと受けてみることにした。 当日会場に着くと、すでに10組ほどが来ていたが、ほとんどが高校生~20代の男女。話をしている人の内容を聞いていると、「このオーディションの前は●●のオーディションを受けた」、「私は●●の番組にエキストラで出ていた」などという話ばかり。ようするにこのようなオーディションは一般人が応募するというより、芸能事務所などに声がかかり、大半はそこに所属している人たちが応募しているのだと分かった。30分ほど待たされ面接会場へ。 ▼30代のディレクターと20代のアシスタントの二人による面接。机の上には、沢山のプロフィールとビデオカメラ(テレビ写りのテスト用?)などがあり、最初にポラロイドで顔写真を撮られた後、「年齢は?」「応募の動機は?」などの質問から、具体的な「どんなことで出資してもらいたいか?」まで話し、約20分ほどで面接終了。 終わった後で聞いたが、今回の応募者は約100組。そのうち3~5組くらいしか受からないらしいので、かなり狭き門。今日現在まだ「合格」「不合格」の連絡もきていないので、ちょっぴり期待して待っている。(


先日、東京都現代美術館で開催されている「横尾忠則 森羅万象」展に出かけた。無知な私は「横尾忠則って誰だ?」などと思ったりしていたのだが、グラフィックデザイナー、イラストレーターとして第一線で活躍、1981年以降は絵画作品も精力的に制作している、とのこと。美術館に足を踏み入れると、圧倒的な作品数で美術館の2フロアぶんが埋め尽くされている。すべて見て廻るだけでも足が棒のようになる。それに加えてドぎつく強烈な色彩の嵐。テーマも手法も多彩で奇想天外。なぜこんなものを描こうと考えたのか? その発想力にただただ驚かされる。所狭しと展示された作品群は抵抗しがたいほどのエネルギーを発散している? すべて見終わる頃には精も根も尽き果てること受け合い。いっしょに出かけた友人いわく、「癒し系の対極にある世界」だそうだ。この強烈な個性は好き嫌いが分かれそうであるが、一見の価値はアリ。実に刺激的な美術展である。体力に自信のない方、心身の健康状態に不安のある方にはオススメいたしませんが、興味をもたれた方は東京都現代美術館ホームページをご参照ください。東西線木場駅ほかから徒歩15分。遠い…。帰り道の体力を残した上で鑑賞されることをおすすめします。10月27日まで開催中です。(タテノ


最近すっかりはまってしまったのが、旅人・たかのてるこの爆笑?紀行エッセイだ。小心者なのに単身バックパッカ―で世界を旅する彼女は、浪花魂のなせるわざか、どこへ行っても現地の人々の笑いを取る。周りに人が多いところで読むとニヒヒッと笑い出してしまって怪しい人に思われ大変危険なので、こっそりと人気のないところで読むのがオススメ。ところで、私が旅をしていた当時、バックパッカ―の略称は、「バッパ―」または、「バッパ」だったのだが、これが少し上の世代になると「パッカ―」と言うらしい。一説には、「パッカ―」のPがFの方に聞こえてしまい、とんでもないことに巻き込まれてしまったので、変わったとも言われている。これが本当だとすると、そんなことで苦労したバックパッカ― がいたのかなんて、あらぬストーリーまで勝手に想像してしまう。トラブルだけどなんか楽しそう、あぁやっぱり旅っていいわー・・・なんて、いかんいかん、ちゃんと仕事しよーっと。(瀬尾


ここまで毎日涼しくなってきたので、そろそろいいだろうと、衣替えを決行。毎回衣替え毎に、「もういらないだろう」と判断した洋服をどんどん捨てることにしている。今年の衣替えも同様。しかし、洋服を買いに行くという作業があまり好きでないので、捨てる量が増える量を上回り、どんどん在庫が少なくなっていっている。このままじゃ、着るものがなくなる!と思うのだが、どうしても買い物に行かない。こういうときこそ、インターネット、と思うのだが、見てみないと、着てみないとわからないものを画像だけで買うのも若干不安がある。インターネットのショッピングモールなどで洋服があまり流行らないのは、そこに原因があるのかもしれない、と結局仕事に戻ってしまい、また買いそびれる。どうしよう。(西岡