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■よりみち~編集後記
更新日2020/04/09



新型コロナウイルス感染症のニュースばかりの毎日がこれほど続くとは誰が想像していたでしょうか? 欧州では戦争にたとえている国もあり、正に目に見えぬ敵との地球規模の闘いが始まっている。もはや北朝鮮がミサイルを発射しようが、中国とアメリカが派遣争いをしようが、イスラム国がまた息を吹き返してアフリカで金鉱山に目をつけているとかのニュースを聞いても、それどころではなく、緊急事態宣言がどうなるのか、会社は休業しなくていいのか、医療崩壊は本当に起こる可能性があって、人工呼吸器の増産はどうなっている、医療用マスクが無くてどうするんだ、陽性でも軽症者は自宅隔離だと言うが、誰にも感染させないことがホントに可能なのか、それよりも休業補償や失職者補償がこんなことでよいはずがない、などなど、もう生活とコロナウイルスを切り離すことが困難な状況になっています。

すでに世界では150万人が感染し、8万人が死亡している(4月8日現在)。中国・武漢から始まった新型コロナウイルスも、今では欧州とアメリカが感染爆発の震源地に替わっており、特にニューヨークでの感染者の激増、イタリア、スペインの医療崩壊による死亡者の激増が特に増えている。感染拡大しているほとんどが都市封鎖(ロックダウン)をすでに実行しているが、その効果がまだ出てきていない状態で、今週から緊急事態宣言を遅ればせながら発令した日本の対応が、欧米に比べてかなり緩い「外出の自粛要請」止まりであり、企業や商店の休業要請にまで踏み込まなかったことに批判が集中しています。この外出自粛だけで果たして感染増加を止めることができるのか、さらに2週間後に次のアクションを考えるということのようです。

誰も経験したことのない感染症パンデミックですが、過去の歴史には何度も感染症との闘いが登場し、おびただしい死者が発生しています。もちろん、その時代に医療知識がなかったり、薬が発見されていなかったための大量死と過去を振り返れば言えることですが、今回の新型コロナウイルスも同様に、特効薬やワクチンが開発されれば、インフルエンザとそれほど変わらない、それほど恐れることもないウイルスになるわけですから、とにかくその医学の進歩と人間の英知をひたすら信じて、この難局をなんとか乗り越えて、明日を信じて生きるしかありません。この地球規模での挑戦により、新しい連帯感が生まれ、国家を超えた発想や社会システムが再構築されたり、新しいネットワーク社会がひょっとすると生まれる可能性もあり、ぜひとも新しい社会づくりに活用してほしいと思います。(越)

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covid19-01

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