■よりみち~編集後記

 


■更新予定日:毎週木曜日

更新日2003/01/16

実家が八百屋をやっているので、年末にちょっとだけ手伝いをした。野菜は定価がなく、その時の需要と供給のバランスによって価格が決まっている。そのことを強く実感させられたのが、“小松菜”の価格。通常時なら一束100円前後の小松菜が、年末の数日間に限っては一束500円前後で競売で売られている。“お正月のお雑煮には小松菜”ということで需要が高まって、この価格になるらしいが、昨年末一番の高値はなんと一束1,200円の値がついたという。そうかと思えば、一箱10キロ入りのミカンが400円(通常1,500円前後)になったりもするので、おもしろい。(ひで


老舗のすし屋がわんさかある築地に毎日いるくせに、ときどき無性に“まわるすし”屋に行きたくなってしまう。だって、そこには新発見があるからさ! 邪道だという向きもあるかもしれないけど、特に変りネタがたまらない。ヤマイモ、岩ノリ、湯葉まではまだ良しとしても、きのこ(しかも『きのこ祭』ってネーミング…)なんてのもある。そんなもんのせんなよッて思うけど、これが意外にイケる。常識にとらわれない柔軟な発想、ときには必要かもしれませんぜぃ!!(瀬尾


先日、友人から旅行のお土産で奈良漬けをもらった。数年ぶりに食べたが、やっぱり奈良漬けは美味しい! とは言っても、ご飯のおかずや酒のつまみではなくお茶菓子として。小さい頃にお茶菓子としてよく食べていた。あの酒粕の風味とお茶のさっぱりがぴったり合い、いくらでも食べてしまう。奈良漬けといえばもちろん瓜。胡瓜もあったがやはり瓜のほうが好きだ。西瓜の奈良漬けもあるがそれはちょっと…。それこそ、お茶が合いそうだ。(