■よりみち~編集後記

 


■更新予定日:毎週木曜日

 

 

 

 

 


更新日2007/02/01


1/31に自宅のパソコンが起動後なんと突然ブラックアウトしたまま動かなくなった。使用OSはWindows2000という今では、「まだ2000使っているの?」と冷ややかに言われ、そろそろサポート終了が宣言されそうな例のヤツである。まるでVistaの発売に合わせたように壊れるなんて…。ひょっとしてMSの陰謀ではと疑ってみたくなる。確かにOSはバージョンが上がるほど機能が向上し、使い勝手もよくなっている。その昔には周辺機器を接続する場合、必ずドライバをインストールしないと動かなかったものが、WindowsXP以降ではそのドライバさえ不要になり、接続するだけですぐに使えるという機能が備わり、面倒がなくなった。フリーズもしにくくなったし、復旧作業も簡単になった。とても進化していることは確かだ。でも、XPでもフリーズはなくなったわけではない。その昔のようなクラッシュ音がするほどのフリーズやトラブルは減ったが、それでも完璧とは言えない。そもそもパソコンが完璧というのはあり得ないのかもしれないし、それは望んではいけないことなのだと思っている。だからVistaが発売されてもそれほど感動がない。またバージョンアップでMSは稼ぐ気なのねという冷ややかな印象だ。もうだまされないぞ的なトラウマができてしまったようだ。3.1から95、95から98、98からME、MEから2000、2000からXP、そしてVistaである。これだけ大騒ぎに数年毎につき合わされると、いくらおめでたい人でも飽きてくるし、食傷ぎみになる。バージョンアップごとにアプリケーションが動かなくなったり、対応していない周辺機器が出てきたりと、恩恵も多いが弊害も多いことも経験済みだから、いくら宣伝ですごいすごいを連発しても、つけ込まれないで静観する姿勢ができ上がっているわけだ。おまけに今回のVistaはすでにヨーロッパでは独占禁止法に抵触しているとかで訴訟が起こっているほど、ネットワーク系の囲い込みが強化されているようだから、ますます心配である。ゲイツさんは一線を退いて慈善事業を第二の人生にするらしいのだが、一番の慈善事業がWindowsのオープンソース化であることぐらい分かっているはずだが、生きている間は絶対にそれはしないだろうな。WindowsがLinuxのようなオープンなOSになる時代はまだまだ先のようだ。それにしても、またまた今週末がパソコンの復旧とOSの更新作業でつぶされると思うと、とてもブルーな気分である。本気でMacOSに戻りたくなってきた。。。(

 

 

 


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