■下図は2021年４月15日から2021年５月27日までの新型コロナウイルスの各国別感染者数（死者数）の推移を表にまとめたものです。
※アメリカはワクチン接種により順調に感染者数は減少しているものの死亡者数は１週間で4,128人と依然４千人台のままである。欧州や北欧諸国はワクチン接種により着実に感染者数を減らしてきている。
中米及び南米は変異株の影響なのか増加傾向が止まらず、ブラジルやアルゼンチンなどでは感染が拡大している。
アジアでは、インドの感染者数が減少傾向にあるものの１週間で死亡者数は2万8,140人とそれほど減少していない。台湾、ベトナム、マレーシアなどで変異株が増加しており、優等生だった台湾が５月第２週から１週間で1,302人、先週が3,558人と二ケタから急激に感染拡大しており、死亡者数も先週32人と急激に増えており、インド型変異株が心配されている。
日本は緊急事態宣言による自粛で若干減少傾向にはあるものの、北海道などは重篤患者の入院手配ができない事態が発生しており、医療崩壊が全国レベルに達しており、緊急事態の再延長は当然だろう。
この状態で安全で安心の東京五輪開催を準備中だと政府は言っているが、誰のための五輪開催で、誰が安心できると言うのか教えて欲しいものだ。
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■下図は、2021年３月25日から2021年５月27日までの各国別週間感染者数（死者数）の推移です。
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