■よりみち~編集後記

 

■更新予定日:毎週木曜日

更新日2002/06/27

オンラインゲームにはまっている。世の中の悪い風習に、一番新しい「流行モノ」を押し付けられてしまうということがある。これも期待を裏切らずそれを背負っている。だが、はっきり言って楽しい。このゲームでも、リアル(現実世界)で事件が起きてしまったりしているが、そんな話もなんだか遠いものに感じてしまうのは、特有の症状なんだろうか。ゲームの中にも、ちゃんと社会があって、いい大人が「あの盾は」「あの弓は」と右往左往している。気が付くと自分も同じことを言い出していたりするので、そういう時だけ「成長したなぁ」と感心している。自分勝手なものだ。常時接続8Mを有効活用しているとは思うが、時々自分はこれでいいのか? という気持ちになる。でもいいか、楽しいから。ただいい加減、金曜日に徹夜でヒーヒー言いながらゲームしないで、せめて外に出て遊ぶようにしよう。小学生の頃にファミコンが発売されて、同じことを親から言われていた、ということをまさかこのトシで思い出すとは。成長なし。 (西岡


いつの間にサッカーファンになっていたのだろう? 今回のワールドカップはテレビの前でいつになく熱を入れて観戦してしまった。私の周りにも、にわかファン、にわか解説者が増えている。国内観戦チケットが手に入らず、韓国まで試合を観に行った人までいた。チケットを購入できた人は確かに幸運だと思うが、何といってももっと幸運なのは、選手と共にあの会場に入場できたあの子供たち。公式スポンサー「マクドナルド」が公募した、プレーヤーエスコートになれた子供たちは、ベッカム、ロナウド、稲本、中田らと同じ芝の上でテレビ、写真に写っているのだ。ユニフォームを着て選手らと手をつないでいる子供たちは、日本全国の視線の中にいたということをどのくらい理解できただろう。きっとその親の方が事の大きさに興奮していることだろう。高橋


いつもの通勤電車、いつもの車窓からの景色――のはずが、視界の端に見慣れぬ白い物体。なんだありゃ? 動く電車の中からよくよく目を凝らして見ると、ヤギだ。なんでこんなところにヤギ? って思いつつも、即座に「ヤギオ」と命名。通勤電車からのヤギオ・チェックが習慣となる。ヤギオは、いつもいるわけではないし、走行中の電車からだと見つけにくいので、発見できた日はちょっとラッキ~! (ヤギを見てラッキーってのもよくわからんが・・・) しかしヤギオ、そんなところでなにをしているのか? いつもの場所にいない時は、どこにいるのか? なにを食べているのか? そして一人ぼっちであんなところにいて寂しくないのか? ヤギオの謎は深まるばかり。(瀬尾