■下図は2021年６月17日から2021年7月29日までの新型コロナウイルスの各国別感染者数（死者数）の推移を表にまとめたものです。
※感染者数も死亡者数も減少傾向にあったアメリカが再び急激に感染拡大しており、ワクチン接種の先進国イスラエルでも死亡者数は増えていないが感染者数が再拡大しており、デルタ株の影響が大きいようだ。欧州も減少傾向から一転して増加傾向を示しており、なかなかワクチン効果が見えてきていない。
インドの死亡者数が急激に減少傾向にありワクチン接種が進んでいるようだ。タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシアのデルタ株蔓延が進行しており感染者数、死亡者数ともに増加している。
日本は東京五輪開催中にも拘わらず感染拡大が全く止まらず、今週は感染者数が４万人を超えており、首都圏だけでなく全国的に感染拡大している。死亡者数が激増していないのは高齢者へのワクチン接種効果が出てきているからだろう。このまま感染拡大が進むと、首都圏の医療崩壊が懸念されており、果たして東京五輪をこのまま続けられるのか、どんな対策を打ち出せるのか、政府の判断が注目されます。
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■下図は、2021年５月27日から2021年７月29日までの各国別週間感染者数（死者数）の推移です。
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