■よりみち~編集後記

 


■更新予定日:毎週木曜日

更新日2003/07/31


午前中、『踊る大捜査線』の映画を観に行った。上映が終わった後、外に出てみると次の上映に並ぶ人の行列には驚いた。なぜなら劇場のある5階のフロアから1階の階段まで人であふれていたのだ。おそるべし、夏休み。「早起きは三文の徳」とはまさにこのこと。映画は家でのんびり観るのも楽しいが、映画館で観るのはまさに娯楽の本道。あとはドライブインシアター(おのおのの車のなかで観る場外型シアター)も行ってみたいと思う。車のなかでなら劇場とちがって煎餅を食べてもたばこを吸っても大丈夫、映画館のスクリーンの迫力をマイペースで堪能できる。あ、その前にわたし車の運転できないんだった。(志岐


「セールス電話お断り登録」というのがアメリカでスタートした。6月27日から登録を開始して、5日間で1,250万件の登録があったらしい。すごい数である。それほどセールス電話に悩まされている人が多いのだ。10月から施行されるとのことで、6,000万番号の登録が予測されているそうだ。罰則規定がさすがアメリカで、違反すると11,000ドルの罰金が科せられる。130万円のリスクがありながら電話でセールスをしてくるヤツはいなくなるだろう。日本ではまだ社会問題化していないようだが、アメリカの電話セールスはとにかくすごいらしい。手当たり次第にかけてきて、押し売りマニュアルまであるから、あの手この手でしつこく食い下がる手法のようだ。アメリカの経済属国の日本だから間違いなくこの手のセールスが増えてきそうだ。なにせアメリカで実質的に10月で禁止されるわけで、そのノウハウを日本に持ち込んで一儲けを考えるヤツがいそうだからだ。アメリカではセールス電話がなくなりそうだが、全然安心はできないらしい。すでに敵は次の手を打っているのだ。まだ規制のないダイレクトメールやファックス、そして電子メールが今度のターゲットだそうで、セールス電話の次はスパムメールなどのお断り登録が期待されているようだ。セールス電話も困りものだが、どこから届いているのかも分からないジャンクメールは不気味で不快でイラつくものだ。対策として無視するしか方法がないというのが情けないではないか。このジャンクメールの完璧な撃退法や摘発法を考案した人がいたら是非ノーベル賞をあげて欲しいものだ。早く発明して!(