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■よりみち~編集後記

 

更新日2021/08/12




下図は2021年7月1日から2021年8月12日までの新型コロナウイルスの各国別感染者数(死者数)の推移を表にまとめたものです。

※デルタ株の蔓延が世界中で猛威を振るっています。特に東南アジア諸国で感染拡大がひどく、タイでは7月に比べ感染者数も死亡者数も約3.5倍に激増している。ベトナムでは、7月1日~8日の一週間の感染者数6,564人(死亡者数22人)、それが1ヵ月後の8月5日~12日の一週間の感染者数62,440人(死亡者数2,416人)と激増しており、7月に比べ感染者数で約9.5倍、死亡者数では約110倍となってなっており、医療崩壊が深刻化していることがデータで見えてきます。

気になるデータがイスラエルの感染拡大と死亡者数の激増です。7月1日~8日の一週間の感染者数2,601人(死亡者数0人)、それが1ヵ月後の8月5日~12日の一週間の感染者数32,471人(死亡者数84人)と感染者数が約12倍増加しており、死亡者数も激増していて、ワクチン先進国でも重篤化して死亡するケースが増えており、アメリカやイギリスなど欧米諸国でも死亡者数が上昇中で、第3回目のブースター接種を開始する国が増えそうです。日本ではまだ1回目の接種が全体の50%に達していないが、いずれ第3回目の必要性が言われてきそうです。

日本の状況では、7月1日~8日の一週間の感染者数11,788人(死亡者数118人)、それが1ヵ月後の8月5日~12日の一週間の感染者数99,497人(死亡者数91人)と、1ヶ月で約8.4倍に感染拡大しているものの、死亡者数は77%減少しており、デルタ株が蔓延しているがワクチン接種効果により重篤化患者が減少しており死者が減っていることが分かります。但し、欧米諸国と同様にデルタ株蔓延による死亡者数増加も警戒が必要で、パラリンピック中止の声が上がらないのがとても不思議です。

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Covid-19_081221

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下図は、2021年6月10日から2021年8月12日までの各国別週間感染者数(死者数)の推移です。

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covid19_weekly_081221

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