■現代語訳『風姿花伝』
  ~世阿弥の『風姿花伝』を表現哲学詩人谷口江里也が現代語に翻訳

 
更新日2010/01/21



現代語訳『風姿花伝』

谷口 江里也


第一回: 風姿花伝

 観る人の寿命を延のばす働きがある申楽さるがくという芸能の、そもそもの源が何かを調べてみれば、ある者は、仏陀のおられたインドに起源があると言い、またある者は、神代の時代から我が国に伝えられてきたものだと言うけれども、どちらにしても、時が移り変わり、幾多の時代を経てきたものであるだけに、ほんとうのところ、それがどんな風に始り、伝えられてきたかという事に関しては、いくら調べてもなお、学びきれないものがある。(本文テキストへつづく・・・)


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 著者プロフィール
 谷口 江里也 (たにぐち・えりや)

 詩人、ヴィジョンアーキテクト。言葉、視覚芸術、建築、音楽の、四つ の表現空間を舞台に、多彩で複合的なクリエイティヴ・表現活動を自在 に繰り広げる現代のルネサンスマン。著書として『アトランティス・ ロック大陸』『鏡の向こうのつづれ織り』『空間構想事始』『ドレの神 曲』など。スペースワークスとして『東京銀座資生堂ビル』『LA ZONA Kawakasi Plaza』『レストランikra』などがある。
Elia's Web Site [E.C.S]


■連載完了コラム

岩の記憶、風の夢~my United Stars of Atlantis [全57回]
もう一つの世界との対話~谷口江里也と海藤春樹のイメージトリップ [全24回]
鏡の向こうのつづれ織り~谷口江里也のとっておきのクリエイティヴ時空 [全24回]

随想『奥の細道』という試み ~谷口江里也が芭蕉を表現哲学詩人の心で読み解くクリエイティヴ・トリップ [全48回]