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れもいよいよ押し迫って、ANAのマイレージが年末いっぱいで失効してしまうことが判明しパニックに。急遽ヨメを対策委員長として選出した。翌日、委員長が嬉々として報告にやってきた。1年間有効の旅行券にしたという。ポイント数のおかげでなかなかゴージャスなバカンスが楽しめそうだ。「さらに、じゃじゃーん。まだあるのです」「なんだなんだ。早く言え」「折りたたみ自転車です」折りたたみ自転車といえば、我が家がこの半年ほど熱い視線を注いでいたアイテムではないか。「おおっ、そんなお品まであるのですか!さすが全日空!」「しかも2台です!」「え”え”!」「2台です!」(2台かよ?!安蒜)

シア製のカメラメーカーに「LOMO(ロモ)」というものがある。ロモは略称で、正式には「レニングラード光学工機」というメーカーだが、「トイカメラ」と高級カメラファンから小バカにされているほどチャチい。そして安い(3500円〜16500円くらい)。見た目はチャチいがその表現力あふれるレンズがなかなかどうして根強い人気がある。撮る人によってはライカやコンタックスと良い勝負をはれるとまでいわれている、ナゾのカメラだ。そのロモのSmena8M(スメナ8M、通称スメハチ)が明日ロシアから届く。週末はカブに乗って写真を撮りに行くとすっか。(志岐)

年前、食品会社のカゴメがCMのキャッチコピーとして使っていた「スローフード」という言葉は、「ファストフード」の反対語として使われていた。素早くできて即食べられ、効率的に栄養が摂取できるファストフードは確かにこの上なく便利だ。しかも安くてマズくはない。それに対してスローフードは、手間暇や時間、コストがかかる。しかし味の違いはもちろん、食事ができあがるのを待つ愉しみや料理が持つストーリーに思いを馳せる気持ち、そういった豊かさはファストフードでは味わえまい──。「のらり」と聞いて思い浮かんだのは「ゆっくり」という言葉だった。急がず、焦らず、悠々と。スピードが要求され、日々の仕事や雑事に追われがちな日常の中でも、読者に豊かな気持ちを感じてもらえる場所を作りたい。そういった思いを持ちながら「のらりねっと」の編集に参加させていだだいています。(野田)


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