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国での同時多発テロ事件関連の報道をテレビで観ていて、10年ほど前の湾岸戦争勃発のときの、友人たちのつらい日々を思い出した。クウェート、イラン、イエメン、サウジアラビア…米国で暮らす彼らの誰もが町を歩いていて、(見た目が)イスラム系だからという理由だけで罵声を浴びせられたり、車にいたずらされたりといった心無い仕打ちを受けて傷ついた。今回の事件に絡んで、ニューヨークやシリコンバレーに在住の友人たちから漏れ聞くところによると、場所によって、やはりイスラム系市民たちが「やり場のない憎悪」のはけ口的な立場に立たされているらしい。テロに対して断固とした姿勢を貫こうとすることに異論はないけれど、宗教や人種、あるいは国籍だけでひとくくりにしてしまうのはどうか。軽はずみな行動をする人々があいかわらず多いことに非常に憤りを感じる。──本当の「敵」は誰なのか。

日、ようやく重い腰をあげて挑んだ劇場版「機動戦士ガンダム」三部作。 いままで20年間避けてきた「ガンダム」。ガンダム占いhttp://www.hi-nobori.net/GUN_AD/fortune/page0.html)で「あなたのモビルスーツはザクキャノン です」と言われても何のことやらさっぱり分からなかったガンダム。これでようやく スッキリした。気が付くと井上大輔の「哀戦士」を口ずさみ、近所のプラモ屋で買っ たプラモデル「水中型ザク」を組み立てる始末。ハマるってこわい。 今度の週末は、愛車カブ夫に乗って足りないプラカラー(プラモデル用の絵の具)を 買いに行く予定。いい加減マニキュアでプラモデルを塗るのをやめようと思う。(志岐)


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