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事の足にと、中古の原チャリを買おうと思い立ち、ウェブ検索をしたときのこと。デビュー当時欲しくてたまらなかった「モトコンポ」を探すと、さすがに根強いファンが多いらしく、たくさんのファンページやリンク集がひっかかった。そして、その多くのサイトが、横浜にある某専門店のことを──もっと正しくいうと、そこの社長さんの人柄を──絶賛していた。それらリンク集のコメントを読むだけでも、この社長さんのモトコンポへの愛情みたいなものが伝わってきた。やっぱりこういうところの世話になりたい。
クリックしてその店のサイトにジャンプすると、そこには閉店の告知、そして社長の葬儀に訪れてくれた人たちへ向けたスタッフからのメッセージが掲載されていた。もちろん詳細はわからないが社長さんは交通事故で亡くなっていた。昨年の晩秋の出来事らしい。
自分はリンクを1つ1つ辿っていくうちに、モトコンポやその専門店に対する期待を次第に膨らませていった。そして最後に社長の身に起こった悲劇を知ることで、1つの物語の完結を見たような感じだった。なんというか……これは不謹慎な書き方だが、あまりにも見事すぎた。リンク集は多くの人々の、その店や社長さんへの記憶の断片そのもので、自分はそれをたまたま辿ることになったのだった。ネット上ではいまでも彼や彼の店がまだ存在し続けている。(思わず自分の名前でサーチをかけてみた 安蒜)

週の月曜に引越ししてようやくパソコンをつないだ。といっても、私のはノートだから電源と電話線をつなげばいいんだが、同居人のデスクトップ(買って半年)は先週ナゾのクラッシュを起こし、死んだ状態からのスタート(初期化から)だった。同居人が何を思ったか、私の除光液で初期化用ディスクの汚れを拭きだして「あ゜あ゜あ゜ぁぁぁあ、しまったよおお」と叫んでいた。汚れを落そうとしてディスクのコーティングまで取った模様。同居人のマシンはいまだ眠っている。合掌。(志岐)

ねてより念願のウソ発見器「ハンディトラスター」を購入した。これは、緊張、混乱、躊躇、虚偽などの心理パターンで変わる音声を分析する技術「トラスターテクノロジー」を利用している。つまり、通常時の音声パターンとの偏差でウソをついているかどうかを判断するのだ。携帯電話に接続した状態でも使えるため、相手にバレることなく使用できる点もポイント高し。ケケ、誰に使ってやろうかな〜(自分が使われたらヤバイのは棚に上げて喜んでいます 野田)


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