リフレッシュ、リフレッシュ。「キャンディ・キャンディ」を読んだ。キャンディがエルロイ大おばさまのために作ったケーキをかっぱらって自分の手柄にしたイライザに本気で腹を立て、「おーい！龍馬」では、「おお、そういえば自分も世や歴史を転回させる男になるんだったっけ」と野心を再燃させる。「最終兵器彼女」では自衛隊のおっさんたちに兵器にされちゃった彼女とその彼氏の切ない恋に本気で涙し、「バナナフィッシュ」を読んで、息子が生まれたらぜひともニューヨークシティでワイルドに育てるべしと彼の地に想いを馳せる。我が笑いの聖典「いけ！稲中卓球部」も忘れてはいけない。キレ味のあるギャグのツボはしばしばこれを読んで常にカラダに叩き込んでおかなければならない。愛犬の調教に欠かせない「動物のお医者さん」。おーぱす、お前もチョビのように心優しいイヌになっておくれ。今度の給料が出たら、またBOOK OFFに出かけよう。「トイレに本棚つけたい」という提案は嫁さんに一蹴された。（安蒜）

先日、勤務先の会社の社長から「『プロジェクトX』って知ってる？」と聞かれ、自信満々で「ジャッキー・チェンの映画？」（マジボケ）と答えた。「それは『プロジ ェクトA』でしょ」というつっこみのないまま、ＮＨＫのドキュメント番組のタイトルであることを聞かされた。どうにも最近頭のネジがゆるみっぱなしどころか、ぼとぼとネジ落としながら歩いている気がしてならない。 おとといも、あるホテルの「マグノリア」というレストランに向かう途中、ベルボーイ の人に「マグノリアはどこですか」と聞こうとして肝心の「マグノリア」という名称がでてこず、「マルガリータ？」いや、たぶん違う「マグワイア？」　大きく違う、そんな強そうな名前じゃない。「マッダレーナ？」　誰だよそれ「ブルガリヤ」ヨーグルト？　あれ、どんどん離れていってる？と必死で思い出しながら10秒ぐらい「えーっと、 あのぅ」と、硬直してしまった。 もともと間違ったことを根拠のない自信と勘違いで堂々と言ってしまう性格ではある けれども、最近やはり頭の中の検索機能がおかしくなっている。人間の頭もメモリ増設してほしいものだ。