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久しぶりにイヌ（ビーグル／♂／生後８カ月）の話。我が家にやってきてすでに５カ月が経ち、体長も体重も3.5倍くらいになった。生命の脅威。もちろん本人は自覚がなく、幼い日々の感覚のままふるまっているのだが、ベッドのうえによじ登るとか、ジャンプしてモノをくわえるとか、昔はできなかったことが、ふとした拍子にできてしまったりすることがある。そんなときに、「おっ、登れちゃったぜ！すばらしいぞ、オレ！」と自分で面食らってる様子がおかしかったりする。さすが野山を駆け巡り自らウサギを狩ったりする種族。運動神経は抜群だ。そういう成長ぶりを見守るのは楽しいのだが、床にあお向けに転がって手招きするとチョンと腹の上に乗ってくるという、かつては微笑ましかった芸が、いまや「８kg級爆弾プランチャー」というヘタをすると内臓破裂の危険すらある殺人技術となったことをオーパスが悟れるはずもない。この技を繰り出すと「ぐわっ」と音が出るのが楽しいらしい。（安蒜）

先日、初めてアマゾンコムで買い物をした。買ったモノは『風の谷のナウシカ』 １〜７巻。午前10時ごろに注文して届いたのが夕方6時くらい。はやい、はやす ぎ（原則は注文から２４時間以内の配送）。これで送料無料なのだからいちいち 本屋まで足を伸ばすのがばかばかしくなる。しかも専門書や大型の書籍、まとめ て何冊も買うときなんかは帰り道の荷物の重さを考えると家に届けてもらったほ うがずっと便利だしなぁ。本が売れなくなったと聞いて久しいが、これなんかは 市場の現状と業界の構造とのギャップの一例なのかしらん、と思ってしまう。本 屋に行く楽しみというのもあるが、あらかじめ買う本が決まっていたら家まで届 けてくれるにこしたことはない。ただひとつ笑ったのは、荷物が届いたとき家を空けていて、宅配業者から残って いた留守電のメッセージに「アマゾン様からのお荷物の件で〜」と残っていたこ と。 誰だよ、アマゾン様って。「アマゾン、トモダチ」か。（『仮面ライダーアマゾ ン』より。古いか）。 （志岐）