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■現代語訳『風姿花伝』
  ~世阿弥の『風姿花伝』を表現哲学詩人谷口江里也が現代語に翻訳
更新日2010/10/07



現代語訳『風姿花伝』

谷口 江里也


第二十八回
風姿花伝 その四
神儀ということについて 
申楽の始り その二

一、むかし佛在所、すなわちお釈迦がおられた国で、須達長者(すだつちょうじゃ)が(祇園精舎)ぎおんしょうじゃを建てて、その供養を行った時、そこで釈迦如来(しゃかにょらい)が説法をされたが、そのとき、提婆達多(だいばだった)が一万人の、仏の教えを信奉しない異教の者たちを連れて来て、木の枝や、笹の葉に幣(しで)をくくりつけ、踊り騒いだので、ご供養の言葉を宣べることができなかった。(本文テキストへつづく・・・)


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谷口 江里也
(たにぐち・えりや)
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詩人、ヴィジョンアーキテクト。言葉、視覚芸術、建築、音楽の、四つ の表現空間を舞台に、多彩で複合的なクリエイティヴ・表現活動を自在 に繰り広げる現代のルネサンスマン。著書として『アトランティス・ ロック大陸』『鏡の向こうのつづれ織り』『空間構想事始』『ドレの神 曲』など。スペースワークスとして『東京銀座資生堂ビル』『LA ZONA Kawakasi Plaza』『レストランikra』などがある。
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■連載完了コラム
岩の記憶、風の夢~my United Stars of Atlantis [全57回]

もう一つの世界との対話~谷口江里也と海藤春樹のイメージトリップ [全24回]

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