■更新日:2002年04月11日

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「日本のキモナ(←着物のつもりらしい)がほしいッ!」という、人の懐なんてまーったくお構いなしの典型的オーストラリア人である友人からのリクエストに答えるべく、東京・原宿にあるアンティーク着物店に行った。
このお店は、全国から時代物の着物を集めて販売していて、1万円位で一式そろえることができる。色とりどりの着物や和装小物が所狭しと並べられた店内は、着物を試着するギャル(死語?)たちでなにやら熱気むんむん、どうやら結構熱いスポットらしい。そこで長着と羽織のセット(\6800也。裏地に「東海道 広重画」の刺繍のあるしぶ~い着物)を購入。かの地で金髪碧眼の彼らが着付けに四苦八苦するところを思い描きながらパッキングした。
思えば、もう長いこと着物に袖を通していない。今年の夏はいっちょ浴衣でも着て盆踊りへ行くかなあ。(seoharu瀬尾)


ウェブマガジン「のらり」は、あまねく語られる新しい価値観の断片を、インターネットという長い糸で綴じようとしている。一見、編集方針がないかのように思われるが、そこには確かに共通の言語が存在している。
例えれば、それは「睡蓮鉢」のようなもの。花が夜は閉じ、昼に咲く。金魚が根を這い、四季の色彩が水を染める。いずれそれは花ではなく、魚ではなく”睡蓮鉢”としての価値を授かるはずなのだ。(増田真樹:技術担当)


すでに連載5回目を数える「拳銃稼業」のクニヒコ・ナカイは、いまや「米国人」である。「赤い靴」は履いてなかったので「青い目になっちゃって」はいないはずだが、写真ではサングラスなので確認できない。
彼が代表を勤める「デザートシューティングツァー」は、雑誌「GUN」の取材協力などで知る人ぞ知る、日本人旅行者にラスベガス郊外の沙漠で実銃をパンパカ撃たせる特殊な現地ツァコン会社である。常連さんもいて、その筋の人かと思うと、意外なことにコンピュータエンジニアとか耳鼻科の医師とかインテリが多いらしい。
連載を読んで、年長の友人としての正直な感想は、「こんな無茶なヤツとは知らなかった」というものである。どおりでウマが合うはずだ。(KOM