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■店主の分け前
〜バーマンの心にうつりゆくよしなしごと 
第158回「私の蘇格蘭紀行(19)」
ようやく、ブリテン島の北の果て、Duncansby Headに着き、切っ尖に登った。 まさに断崖絶壁だった。海面から60〜70メートルはあろうかという巨大な崖の岬。広がる海。さすがに、そのスケールに圧倒される。カモメは海面から崖の上をゆっくりと上り下りしている。ここに住んでいるようだ。下の海面をのぞき見ると、足がすくんでしまい本当にこわいのだ。打ち付けられる波に、ふいに呑み込まれそうな錯覚に陥る。私はここで、小学4年生の息子の、小学校の校歌を歌った。大きな声で三番まで歌った。ある種の感慨があった。今まで後ろを見てばかりいながら生きてきた負い目を持っていた。今日は、それをしていると岬まで到着しないので、それができなかった。そして、そこに着いたとき、シンプルな歌が口をついて出てきたのだ。
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金井 和宏
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■フロンティア時代のアンチヒーローたち
〜西部アウトロー列伝 Part2 
第13回「怪盗"PO8" その13 〜ブラック・バート 逮捕劇〜」
ブラック・バートは、相当な重量のあるアマルガムと金の合金の延べ棒を背負って逃げた。おまけに手に受けた傷からの出血が止まらず、いわば手負いの逃走だった。ここでもバートが調書で言っているように、彼は300〜400メートルと走ることができなかった。ここでもまた、ドジなマックとジミーは判断を誤った。そのままバートを追跡していれば、いとも簡単に逮捕できたのだ。バート自身が後で言っているように、彼はほとんど走ることができず、あえぎあえぎ歩くのがやっとの状態だった。腐って中が空洞になった木にアマルガムと金のインゴットを隠し、見せかけだけの猟銃も食料も身の回りのものはすべて捨て、金貨だけをポケットに瀕死の逃走に入ったのだ。
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佐野 草介
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■亜米利加よもやま通信
〜コロラドロッキーの山裾の町から 
第145回「何でも世界一の国、アメリカ」
ギネスブックに載るような記録は、日本とインドがツバ競り合いをしていますが、統計上の世界一はまだまだアメリカがトップです。衰えたとはいえ、GNPも一番なら、軍事費も一番、一人当たりのエネルギー消費量も群を抜いて一番、ウルトラデブの比率もダントツでトップ、自動車の保有量、国民の銃火器の普及率(所有量)、それに伴う殺人も圧倒的に世界一と、数え上げればきりがありません。さらにもう一つ、アメリカが他の国々を引き離して一番の地位を守っているのは、幼児虐待による死亡率です。しかも、どんどん数値を伸ばし、他の追従を許さないほどです。2001年から2007年までに10,440人の子供が家庭内の虐待で死んでいます。2001年からの7年間で倍になっているのです。
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Grace Joy(グレース・ジョイ)
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■よりみち〜編集後記
政治にはお金がかかると以前から言われてきているが、最近話題に上る政治家とお金の感覚には、はっきり言ってついていけないものがある。母親から毎月1,200万円の振込が何年にもわたって繰り返されていたにもかかわらず、その実態を全く把握していなかったという総理大臣がいて、6億円の贈与税ををすぐに支払ったとか、自宅の金庫に7億円という現ナマを何年もの間保管している民主党の幹事長がいて、土地の購入資金に4億円を台車に乗せて運んだという話とか、中堅ゼネコンの幹部が5千万円を大物政治家の秘書に渡したとか、そんな金は全く受け取っていないともめていたりと、この国の政治家の金銭感覚はこれで正常と言えるのだろうか?…
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「のらり」編集部
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“'10
February”
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*投稿原稿はこちらまで*
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